一人で何でもすることはただの怠惰

こんにちは、ぽこひでです。

僕は今、とある学生団体の代表をやっています。その学生団体はちょうど1年ほど前に3人で立ち上げた団体です。主に、学生エンジニア/デザイナー向けにイベントを企画・運営をしていて、1年で参加者の合計が450名、ユニーク数で160名は超えました。

周りからは「1年でこれだけ認知されるのはスゴイね!」とか「1人で何でもやっちゃうしスゴイね」とか言われます。自分がやりたいと思ったことを団体として立ち上げて、実際に活動することで色々な人に認知してもらっていることはとても嬉しいです。

しかし、後者の方にはずっと違和感を感じていました。

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今、僕は大学4年で来年には就職を考えているので、団体の代表を引き継がなければなりません。

団体を立ち上げた当初は正直、「一人で何でもできること」が正しいと思っていました。そして、今は「一人で何でもやることは怠惰」と思っています。その思いを今日はぶちまけたいと思います。

経緯

団体の代表をやっていて、学年も4年なので作った当初に比べてたくさんの後輩が出来ました。そんな中、Twitterで弊団体の運営メンバーのこういう呟きを見つけました。

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これはまさに最近、僕自身が悩んでいることでもありました。

来年には就職して学生団体から離れる身です。自分一人でやっても今は良いかもしれない。でも、来年には何も残りません。団体もある程度は落ち着きを見せてきたので、そろそろ僕の経験やノウハウを後輩に引き継がなければいけない時期です。

そんな矢先のつぶやきでした。

これを見た時、たしかに一人で頑張ることの方が多かったのかなと思いました。これから色々と持論を述べていくのですが、結論を先に述べておくと今回のタイトルでもある

一人で何でもすることはただの怠惰

です。


一人で頑張る理由とは

その理由は

  • 仲間を頼ることがとても難しい
  • そして、一人の方が楽

だからです。

※ちなみに「頼る」とはタスクを丸投げすることではありません。 ( 参考: 上司に仕事を「丸投げ」された時の対処法 | ライフハッカー[日本版] )

仲間を頼る

「このタスクならこの人に振ったほうが良いな❗」とその人のタメを思ってタスクを振ることは大変難しいです。

その人の特性、得意なことなどを知っておく必要があります。

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

最近読んだ本に「UNIXという考え方」があります。この本の第5章「これこそ梃子の効果!」にある文章を抜粋します。

いくら頭が良くても、行動的でも、エネルギーに満ちあふれていても、自分は一人しかいない。ものすごく成功したいのなら、世界に働きかける力を何倍にもしなくちゃならない。IQが高いだけじゃダメ。ハワイで毛皮の外套を売る腕があっても、それだけじゃだめ。大勢の人間を動かして、自分の才能と能力を何倍にもして、世界中に行き届かせなさい。1時間働いたら、5時間分、100時間分、いや1,000時間分の結果を生み出すようにしなさい。

この文章では

「一人でできることには限界があるので、出来る人の才能と能力を共有することが価値を生み出す最善策」

ということを言っています。この考えからすれば、一人で頑張ることは最善ではありません。

では、何故一人でやってしまうのでしょう。

一人でやるほうが楽

それは一人でやるほうが圧倒的に気が楽だからです。信用する必要もない、へんに悩む必要もない。

  • 「このくらい自分でやった方が早そう」と教えるのを放棄したり
  • 「これを任されたら嫌だろうな」と思ったり
  • 「この日までにお願い」と振ったタスクが終わらなかったらどうしよう…と心配するくらいなら自分で確実にそのタスクを終わらせたほうが気が楽❗

という感じに。自分一人で頑張るのは面倒くさいけど気は楽なのです。

最後の例に至っては、これは同時に相手を信用していないことも意味します。これは絶対に合ってはいけないことです。何のための代表かと今になっては思います。

数ある団体の中からこの団体を手伝ってくれているのに信用もせず、その結果自分でやったほうが早い・楽という理由で教育を放棄する。

一人で何もかもをやることは怠惰です。

誰のためにもなりません。

さいごに

代表としてあるべき姿は、仲間を知って、その仲間に適切なタスクを振って、万が一失敗してもどんとその責任を全て負う人だと今は考えています。

かと言っても全てを頼ることが正解でもありません。

今、迷走しています。答えやヒントを探しています。

とりあえず

一人で何でもすることは怠惰

この言葉を絶えず思いながら、これから改めて頑張っていきたいと思います。