ぽこひでブログ

映画や技術的なことスタートアップ事情を適当に語ります。

WebスライドにリアルタイムでリアクションできるChrome拡張「Recho」をリリースした

こんにちは、ぽこひでです。

最近、スライド上でリアルタイムでリアクションができるChrome拡張「Recho」をリリースしたので、そのお話。

ここではRechoとは何か、どのように使うかについて紹介したいと思います。

Rechoとは

RechoはSlideShareやQiitaスライドなどのスライド上でリアルタイムにリアクションを表示するChrome拡張です。

登壇者がTwitterハッシュタグを指定することで、そのハッシュタグで呟かれたツイートをリアルタイムでニコニコ動画のようにコメントとして流します。

LT(ライトニングトーク)の新しい文化になればなと思っています。

強み

正直、このようなサービスは既に存在していて、その一つにドワンゴが運営する「ニコナレ」というサービスがあります。

niconare.nicovideo.jp

ただし、このサービスではスライドをニコナレ上にアップロードしたり、コメントをするにも専用のアプリなどが必要だったり、と登壇者も視聴者も参加の敷居が高い問題がありました。

Rechoでは登壇者はSlideShareやQiita上のスライドに、ハッシュタグを指定してRechoを起動するだけです。また、視聴者側も指定されたハッシュタグTwitterで呟くだけで自分のつぶやきが流れるので、気軽にLTに参加できます。

使用方法

Rechoの使い方を説明します。

インストール

Rechoは以下のリンクからインストールできます。

Recho Extension - Chrome Web Store

Recho起動

インストールしたRechoはSlideShareやQiitaスライドのみ現在は対応しております。そのサイトのスライドページに移動すると、Rechoは起動可能になり、Rechoをクリックすると、設定画面が表示されるので、そこで呟いてほしいハッシュタグを指定して、「有効にする」ボタンをクリックすることで、スライドモードが起動できます。

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その他の機能

Rechoを起動すると、画面右上にハッシュタグと現在のツイート数、いいね/RT数が表示されます。これによって、プレゼン中も視聴者は迷うことなく指定されたハッシュタグで呟くことができます。このナビゲーションは消すことができます。

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また、Rechoではスライドのリモート操作も可能にします。Rechoの設定画面に表示されているQRコードを読むことで、スマホからスライドの操作やコメントの非表示などの設定を行うことができます。

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さいごに

このRechoはまだ開発途中ですが、このサービスを使ってさらにLTが盛り上がればなと思っています。色々なエンジニアイベントや大学の講義などで使われることを願っています。