ぽこひでブログ

映画や技術的なことスタートアップ事情を適当に語ります。

マーケティング初心者のエンジニアが適当にオレオレマーケティングしてみた話

こんばんは、卒業見込みが「おおよそ卒業確定」になったぽこひでです。2018年に入ってから「Apppla(アプラ)」というサービスを個人開発していて、そのサービス認知のために行ったことをまとめました。

これをマーケティングと読んで良いのかすら分からないペーペーですが、何を考えてSEO対策などを行ったかなど参考になればと思います。

Appla(アプラ)とは

www.appp.la

Appplaは話題のWebサービス・アプリをキュレーターが紹介するサービスで、リリースされたばかりのサービスや資金調達をしたなど話題になったサービスを毎日紹介しています。「色からサービスを探す」機能やアイデアを自動生成する「アイデアジェネレーター」といったユニークなミニアプリもあるので楽しんで頂けたらと思います。

Twitterアカウント(@appp_la)は2018年1月から運用していましたが、サービス自体は2月20日に私のFacebookより初めてβ運用中であることを公開しました。開発面での話は後日、Qiitaにまとめたいと思っています。

Twitter Analytics

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Twitterアカウントは2018年2月26日時点で

  • フォロー : 2,036人
  • フォロワー: 410人

です。主にApppla上で発信された話題のWebサービス・アプリを自動で投稿したり、サービスの機能追加の情報を発信しています。実際にTwitterアカウントを運用し始めてから行った施策は以下の通り。

  • ハッシュタグの追加
  • ツイート時間の最適化
  • @ツイートの導入
  • 関係各所を毎日ひたすらフォロー

ハッシュタグの追加

Appplaに投稿されたサービスはそのサービスが「Webサービス」か「iOSアプリ」か「Androidアプリ」か「その他」かの情報を持っています。Twitterのフィードを眺めていた所、「#Webサービス」「#iOSアプリ」といったハッシュタグを付けて投稿している人が一定数いたため、投稿されたサービス情報を元に適切なハッシュタグを付けることにしました。

この施策による効果は測定できていませんが、結果的にTwitterで「#Webサービス」「#iOSアプリ」で検索するとAppplaのツイートしか見られないくらいジャックしていたので、まあ良かったのかなって感じです。

#Webサービス hashtag on Twitter

ツイート時間の最適化

当初は適当な時間に投稿されたサービスを自動的にツイートしていたのですが、最適化を行うことにしました。

Twitterで拡散を狙うなら朝5時が穴場!100万ツイートの分析で判明したTwitterで拡散されやすい時間帯|ferret [フェレット]

現状は、10 ~ 11時、15 ~ 16時、21 ~ 22時、24 ~ 25時にツイートするように最適化しています。技術的な面で言うと、自動投稿の処理はバックグラウンドで実行しており、実行を行う予約時間をその時々で調整しています。

@ツイートの導入

他にも投稿されたWebサービス・アプリにはそのサービスの情報を発信するTwitterアカウントを持っている場合はその情報も紐付いけていました。この情報を用いて、Twitterに自動投稿する際に@メンションを付けて呟くことにしました。

この結果、自社サービスがツイートされたことをTwitter上で相手が確認することができるため、フォローバック率が格段に上がりました。リリースされたばかりであればあるほどフォローバック率が高かったので、これは有用だっとと言えます。

関係各所を毎日ひたすらフォロー

ただの大学生で資金が潤沢でもないため、広告でプロモーションを行えないだろう(それにTwitterのプロモーションは最適化されていないと感じるので見送った)と言うことで、関係各所のフォロワーをひたすら毎日フォローすることにしました。サービスのキーワードでもある「スタートアップ」「ベンチャー」「ベンチャーキャピタル」「資金調達」といったワードで検索して出て来るアカウントのフォロワーを毎日凍結しない程度にフォローしました。

その結果、フォロー数が2,000人を超え、フォロワー数は400人とフォロー数が多い何か怪しいアカウントになってきましたが、結果的にはこの地味な作業がフォロワー集めにおいて一番よかったのかなと思っています。

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結果的に単純にフォロワー数という数ではなく、実際に新しいサービスやニュースに興味を持ってくれた400人が集まってくれたと思うので、今後も地道にSNSマーケティング??していきます。

Google Analytics

とりあえず入れておくかということで導入したGAですが、正直使い方が全然分かりません。1ヶ月のアクティブユーザ (1日, 7日)の推移は以下のようになりました。

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Facebookでβリリースを告知した2/20日付近の1日のアクティブユーザは100人を超えて、7日間のアクティブユーザ数も伸びてきてはいるのでこれでいいのかなー(´・ω・`)といった感想しかありません。マーケティングの「マ」の字も分からないので、ここはもう少し勉強したいと思います。

一応、個人的にKPIは決めており、サービスのView数やシェア数ではなく、テック系プロダクト版のNewsPicksを目指していることもあり、キュレーションされる話題のWebサービス・アプリについてコメント欄で「このサービスはこうだから面白いね!」「ビジネスモデルはこうだから、新しい!」というように盛り上がって欲しいなと思っており、サービスのView数に対するコメント数やいいね数をKPIにしています。それを集計するためにGoogle Analyticsのイベントトラッキングを導入した結果が以下です。

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実際にどのイベントが実行されたかはここでは表示していないですが、このイベント数を目安に色々な機能改善を行っていこうと思っています。

Google Search Console

SEO対策としてSearch Consoleにも登録しました。

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主にSearch Consoleを追加してから行った施策は以下の通り。

  • 構造化データ化
  • タイトルや説明文の最適化

構造化データに対応

当初からパンくずリストは用意していましたが、構造化データとして認識されていなかったり、サービスの詳細ページも適切に認識されていなかったため、JSON-LDを用いて構造化データを明示することにしました。

Google推奨「JSON-LD」で構造化マークアップ - Qiita

タイトルや説明文の最適化

Search Consoleにサイトを追加してから、「重複したタイトルや詳細文が多いので変更したほうがいいよ」とSearch Consoleから指摘されたので修正を行いました。タイトルや詳細文が同じになっていたのは、検索や2ページ目のタイトルだったので、ページ数をタイトルに含めたり、何で検索した結果かをタイトルに表示することで重複を減らしました。

この結果、適切にページが読み込まれてGoogleにも認識されてきたのかなと思います。

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さいごに

現在「Apppla」はβリリース中です。使っていただいてバグや「こういう機能・情報が欲しいな!」などあれば気軽に言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです\(^o^)/

今回の記事では主に数字やグラフにフォーカスしましたが、この他にもTwitter/FacebookのOGP対応やHTTPS化などの対応も行っています。技術的な記事は正式リリース後にまたまとめたいと思っているので、その時も読んで頂けたらと思います。